2019.8.18 Aだより
<感謝>
*入院前日 礼拝とアイリスガーデンパーティ
5/ 12 (日)の礼拝で「私がALSであると告知を受けた日に読んだ、聖書の言葉「神はいつくしみ深い。その恵みはとこしえまで」で、この病気は神様からの恵みだと思いました。そしたら本当に多くの恵みをいただきました。主人や娘、教会の皆さんにもとてもよくして頂いて幸せです。皆さんのお祈りに支えられています。私も皆さんのために祈り続けます。」という趣旨のあかしをさせていただきました。そのあと皆さんが何人かのグループを作って手術のことや今後の生活について祈ってくださり、私の周りにも 数人集まって下さって涙ながらに祈って下さいました。本当にありがたいです。愛されていることを感じる時幸せだと思います。
お昼のカレーライスが、売り切れてしまっていて、弟にコンビニで何か買ってきてもらおうと思っていたら、牧師夫人がご自宅のご飯を持って来て下さって、急きょ作り足してくださり感謝でした。それを F姉に食べさせていただいて感謝でした。
午後のアイリスガーデンパーティーには、弟たちを始め友人が 8人も来て下さいました。私はいつも皆さんから受けることばかりですが、皆さんは私からも励ましを受けているとい って下さって、その言葉でまた私は励まされました。
ピエロに扮した司会者が登場し、その方が作って下さったアイリスの替え歌でパーティーが始まりました。バイオリン演奏・リコーダーアンサンブル・独唱・ショートメッセージ・アイリスの説明がありました。いつもながらすてきな演奏でした。司会をして下さった Tご夫妻の熱意が会を盛り上げてくれました。
次はケーキの時間です。今回初めて来た弟が、種類の多さと味の良さに驚いていました。私は、M姉のニンジンケーキが大好きで、いつも楽しみにしています。でも、最近 M姉は体調が整わずお姿が見えませんでしたので、今日は食べられないかなと思っていましたが、M姉のお顔が見えて、「今朝は調子が良くて、材料がちょうど 1回分あったから、早起きして焼いたのよ。」といってくださり、二重、三重にうれしかったです。ムースやゼリーもあり、弟にいくつも食べさせてもらいました。
F姉にジャーマンIRISの花を見に連れて行ってもらいました。250種くらい栽培してくださっているうちの今咲いている 100種類ぐらいが展示されています。良く見るとそれぞれ色や模様などが違って神様ってすごいデザイナーだなと思わされます。クレマチスやバラも咲いていて、教会のボーダー花壇もきれいでした。いつも世話をしてくださっている「ハンナの花畑」チームさんのおかげです。
パーティーが終わってから、また 10人ほどの方々が集まって下さり、皆さんが私に手を置いて下さって、牧師が代表して祈って下さいました。これにも感激しました。
この日は母の日でもあり、娘からカーネーションの花束をもらいました。
感謝にみちた幸せな特別な1日でした。
<入院中> *HCUで使う特製ナースコールを作ってくださった副師長さん *声が出せないわたしの要求を何とかわかろうとしてくださった看護師さんたち もう1回もう1回と聞き返しわれの口パク分かろうとするナース *体位変換や文字盤のマニュアルを作ってくださったPT、STさんと家にまで持って帰って読んできてくださったナース。 *患者会が入院中の病院で開催されるので参加したいと頼んだら、ベットのまま行けるようにしてくださった地域包括担当の看護師さんと病棟の看護師さんたち。 *患者会にボランティアで参加して、私の口パクを通訳してくださったotさん *家用の家族コールを納品に来て、STさんと一緒に使い方を考えてくださったpさん *私が押せるスイッチに改良してくださったot2さん *お見舞いに来てくださった方々との交わり *投票が病院でもできたこと *ハーティラダーを視線入力瞬き決定で使えるようにしてくださったstさん *車いすへの移乗を4人がかりでしてくださるとき、主治医も手伝ってくださった。 *牧師が貸してくださったメッセージビデオ(主の祈り、黙示録の7つの教会) *見たい番組をdvdに焼いては持って来てくれた夫 *痰の吸引や胃ろうからの注入練習を頑張ってくれた家族 *2回もあったカンファレンスに参加してくださった在宅療養を支えてくださる皆さん *退院した私を家で待っていて、環境整備やこれからの相談をしてくださったケアマネさん、訪問看護師さん、ヘルパーさん、訪問マッサージ師さん、酸素の業者さん 感謝なことがたくさんありました。本当に神様はあわれみ深い方です。 季節は春から真夏に変わりました。 ツツと落ち横に移動しまた落ちるあみだを辿る窓の雨粒 雨の日は花もつぼんで街の中色の少ない風景となる (リハビリの時車椅子に載せてもらって)大窓に近づいて知る外の熱入道雲の背丈も伸びて もう雨はいらぬと思ったその日々を酷暑となれば恋しく思う 冷房が寒くてひざ掛け肩にまでかけてもらいぬ吾の病室 ラベンダー、バラにあじさい、半夏生、ダリアと見舞いの花も移りぬ クレマチス枝いっぱいに花咲かせ吾を迎える八月八日 (関節の)「可動域広がりましたね」入院中週に5日のリハビリ効果 夜中にも呼ぶこと増えし吾の世話声出ぬゆえに時間もかかり 霜月に胃ろうの交換するまではずっと在宅よろしく家族 明日は礼拝に行きたいですが、天気と体調次第になります。ではまた。シャローム