ハレルヤ
真夏日の後、平年並みの気温になると、寒いと感じる気温差の大きい日々でしたね。
病院は真夏日の日には冷房が入って快適でした。いつもはあおむけで寝ている背中が暑くてなかなか寝付けないのですが、今回の入院は、毎日気持ちよく眠れました。座位でのバランスをとることや、顔を持ち上げることが難しくなってきました。コルセットとネックロールが必需品となりました。でも元気です。お祈りありがとうございます。

4/15 (日)
服の皺付けばかゆがる吾の腕夫は支えつ讃美歌うたう
息足りず少しおくれて主の祈り使徒信条を小声で唱ふ
サマリアがどの辺にありなぜユダに嫌われるのか (牧師の)説教で知る
マルコ伝学びに行けぬ吾のため友は要約聞かしてくれし
入門の学びに加わる人一人楽しかったといわれるもうれし

4/16 (月)
我が家にも病院前の道路にも花ミズキ今真っ盛りなり
体重を計れば 2kg増加なり甘いお菓子と旅行のせいで

4/17 (火)
受診後に長きろうかを足でこぎ吾を見舞いに義父は来給う
コルセット外して座位で呼吸機能検査受けれどまたもや下がる

4/18 (水)
暖房も冷房もないこの季節知らぬ間に寝る心地の良さよ

4/19 (木)
吾の部屋男性部屋になるらしく人もベッドも棚も引っ越し
同室になりたる人は話し好きすぐに打ち解け仲良しこよし

4/20 (金)
高速の壁に這ひ咲く藤の花棚の花より心惹かるる
真夏日の午後は草取り進まずと夫は語りぬ食介しつつ

4/21 (土)
呼吸器はつけたくないと吾いえばきけば後悔残ると夫いう

4/22 (日)
チャペルへの渡り廊下と4段の歩行で息が切れぬと義父いふ

4/23 (月)
何回も同じこと聞いてごめんなと母は言うなり老いを哀しみ

4/24 (火)
消灯が過ぎても話し続くればナースはドアを閉めに来給う

4/25 (水)
仕上がりの間近きドレス持ち来り友は測りぬ着丈そで丈
日向夏入れたる餡の生八橋ゆず金つばと双璧をなす

4/26 (木)
化粧品何を使うか問うている夢を見しかな吉永小百合に
左にも右にも倒れ首座らず吾も夫もナースも狼狽

4/27 (金)
道沿いの平戸ツツジは箱型で趣き乏し花美しも
日野原氏の最後の著書に家族での食事尊しと記せしと聞く
お義母さんの誕生祝いの食事会延び延びのうち義母は逝きたり
会える時家族そろって食事せむ今日はその日と決めて出かけぬ

4/28 (土)
詩篇39 :1-11 (リビングバイブル )
‘私は自分に言い聞かせました。 「不平を言うのはやめよう。 特に、神を信じない者たちがそばにいる間は。」 ところが、おし黙っている私の心の中では、 すさまじい暴風が吹き荒れているのです。 思いにふければふけるほど、 体の中で火が燃え上がります。 私はたまりかねて口を開き、 神にとりすがりました。主よ、地上で生きる年月などわずかであることを 私にわからせてください。 ここにいるのもあとほんの少しだと、 思い知らせてください。 残りの生涯は手の幅ほどもありません。 私の一生など、神から見れば ただの一瞬にすぎません。 人は、なんとおごり高ぶることでしょう。 人のいのちは息のようにはかないものです。 しかも、どんなにあくせくしようと、 何一つ残せるわけではありません。 他人に渡すために、富を築くようなものです。 残りの生涯は手の幅ほどもありません。神よ。私はあなたにだけ望みをかけているのです。 私が罪に負けないように助けてください。 そうでないと、愚かな者どもまでが、 私をさげすみますから。 主よ。もう私は何も申し上げません。 不平がましいことなどひと言も口にしません。 罰をお下しになるのはあなたですから。 主よ、これ以上、私を打たないでください。 おかげで私は、息も絶え絶えです。 ひとたびあなたから罪を罰せられれば、 だれでも倒れてしまいます。 人は、虫に食われた衣類のようにもろく、 霧のようにはかないものですから。 ああ主よ、私の祈りを聞いてください。 この涙ながらの訴えに耳を貸してください。 私の涙などそ知らぬ顔で傍観しないでください。 私はあなたに招かれた客ではありませんか。 先祖同様、この地上を仮の宿とする旅人なのです。 どうかこのいのちをお助けください。 死ぬ前にもう一度、元気になりたいのです。 喜びに満たされたいのです。’

わが命残りいくらか知らねども喜び多く与えられけり

ゴールデンウイークですね。懐かしい方との出会いの予定がいくつかあります。「しゃべれるうちに、食べられるうちに」という思いもあって、大切な予定です。家族には普段以上に世話をかけますが、甘えさせてもらおうと思っています。ではまた。シャローム。たちより